デフオイルの交換ってどうなの?

この記事は約2分で読めます。
記事内に広告が含まれています。

先日、先輩からデフオイルについて聞かれたので自身の知識の整理をする為にいま一度まとめてみました!

デフオイルとは?

通称デフと呼ばれる動力分配装置に使用している潤滑用のオイルです。

質問の内容は「デフオイルって変えた方が良いの?」というものでした。

ここから先は僕の主観ではありますので詳しく知りたい方は文献を漁って下さい。

なぜ交換をするのか?

リアにデフを積んでいる車両でドライブシャフトを使用していないタイプは特にオススメしています。

先輩の車は200系ハイエースなのでホーシングタイプのアクスルの為、要交換対象車です!

ちなみにホーシングはこんな奴です。

交換理由は超高圧・超高温にさらされたデフオイルが蒸発して発生した高圧ガスによってハブのオイルシールを劣化させてブレーキ装置内部にデフオイルが侵入するからです。

それ以外にも、オイルの劣化による油膜切れや使用過程のギヤの削れた鉄粉除去もしたいからです。

先程のオイル漏れの故障では、シールというゴム製品の劣化だけの時もあります。

交換サイクルは?

エンジンオイルと同様にデフオイルにも交換サイクルはあります。

厳密には記憶していませんが、個人的に推奨しているのは2万キロ毎です。

ATFよりも交換サイクルは早めた方がいいと思っています。

そしてデフオイルで注意したいのは、車両についているデフがオープンデフなのか?

LSDなのか?という事です。簡単に言うとオイルの種類が変わるので間違えると大変だよ!という事です。

LSDのデフであれば専用オイルを必ず使用してください。

間違えると故障の原因になるので注意してください!

まとめ

デフオイルの交換については賛否両論ありますが、僕は絶対交換派です。

ATF交換よりもデフオイル交換の方が走り出しの良さが体感できるのです。

お客様の中には「燃費」が少し良くなったという話も頂いています。

大きなクルマですので、ちょっとした事でも修理費用が高くなってしまいますね。

2年、2万キロ毎のメンテナンス項目として今後は整備リストに入れて頂けると幸いです。

それでは、また!

( ´Д`)ノ~バイバイ

コメント