専門学校を卒業して現在の会社に入社しました。
既に10数年。
実は車検場での検査ってのは1度も経験した事が無かったのです。
今回の経験を基にユーザー車検をやろうとしている方々へお伝えしたい事があります。
自動車整備工場の種類
車検に出すって言うと「ディーラー」か「モータース」か「ガソリンスタンド」あたりの選択が一般的だと思いますが、整備工場っていうのは国が定める基準に違いがあって、それぞれの権限も違います。
指定工場
45分車検やディーラー車検を実施している工場がこれにあたります。
簡単に言うと工場の中に「整備部門」と「検査部門」があって社内で一気通貫で車検を実施出来るという事です。
メリットとしては検査の度に検査場へ持ち込まなくても良いのでお客様へ早期引き渡しが出来るという事と「移動」という整備士の負担を軽減できる事です。
ただし、指定工場になるには国からの許可を得る為に厳しい基準をクリアしないと行けないのと国の代わりに検査を実施するので何かあったときの処分がとても重いです。
一番のネックは昨今の整備士人口の減少と合わせて「検査員」不足も相まって指定工場にしたくても出来ない工場があります。
認証工場
モータースというとこの手の登録されている会社が多いです。
「分解整備」というクルマの重要部品の取り扱いが出来る工場の事です。
認証工場以外でブレーキの修理やエンジンの修理を行うと厳しい処分が待っています。
整備工場として稼働させるなら必ず必要な条件です。
指定工場とは違ってお客様のクルマの点検・整備は出来ますが検査は出来ないので
管轄の検査場まで持ち込むデメリットがあります。
整備士だけど検査場の経験はない人は多数います。
上記の条件のように工場は大きく分けて2種類なのですが、僕が勤めている工場は「指定工場」になります。10数年と一気通貫で車検というモノに触れていました。そして僕は「検査員」の試験を合格して「自動車検査員」として働いています。
ここで問題なのが、指定工場に就職すると「持ち込み車検」からは解放されますが
検査場での車検というモノに触れる機会が皆無だと言う事です。
下手したら、ユーザーが個人で行う「ユーザー車検」を実施している方々よりも
持ち込み車検は素人になります。
そんな自分の知見を広げるためにも今日は中古車で卸したバンの中古車新規検査に挑みました。
検査場へ持ち込んだ際の問題点
このツイートからも想像できると思いますが、かなりの精神の戦いになります。
相談窓口の方々は一般の方にはとても丁寧でしたが…。
最後は何とかやる気スイッチを入れてがんばりましたw
やってみての感想は「数」が重要になる事が判明しましたw
今後の作業と知識の幅を広げる為にも、愛車で持ち込み検査を登録したいと思います。
まとめ
ユーザー車検は簡単とか安いとか良く言われますが、手続きでこんな大変な目にあうなら僕はオススメはしません。
なぜならば
人生には大事な物があります。
それは「時間」です!
車検場では「非効率」という言葉がぴったりな程、色々な事が「アナログ」でした。
少しは良くなったと古いメカの方には言われましたが、それでも無駄な動きしかしませんでした。
行けば分かりますが本当に面倒な事をやって、半日つぶして車検を持ち込んで数万円を浮かせましたって話を聞くと「貴方の命の価値」は「半日数万円ぐらいでしか無いのか?」という問いになってしまうからです。
車検をどこにお願いしたらよい?
ぶっちゃけ何処に出しても大きな差が生まれないのが「車検」という制度です。
兎に角、検査合格を基準にすると何処のクルマ屋さんでも問題ない(はず)です!
で!!
個人的にオススメなのはネット予約が可能でカードが使えて、融通がある程度効く所ってのが良いのでは無いかと思います。
その際には
【楽天車検】
をオススメします!
便利な上に「ポイント」が付与されます。
大きな買い物なので、楽天ポイントが貯まるのは、本当に便利だと思います。
それでも自分でやってみたいという方は是非チャレンジしてください。
一回やれば何となくわかると思います。
人生初の持ち込み車検をやってみての感想は以上です!
それでは、また!
( ´Д`)ノ~バイバイ

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